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【まとめ】デザイナーなら知っておきたい無料で使える配色見本

色見本と、16進数/RGB/CMYK変換対応のカラーコードツールとカラーピッカー

デザインの配色に迷ったら参考にできるありがたいサイトやツールについてお話します。
ご存知の通り色が与える印象はとても強いものです。
人を元気づけたり活動的にならせたりする色もあれば、気持ちを落ち着かせ冷静な気持ちにさせる色もあります。
私たちは知らず知らずのうちに目にするものの色から少なからず影響を受けているものですね。

ではこれをデザインする側の観点から考えてみましょう。
人にはそれぞれ好みの色があるものですが、プロのデザイナーなら自分の好みを優先させるよりも制作物の目的の達成に最も適した色選びをするはずです。
配色は見る人に特定のメッセージを伝え、時には人を何らかの行動へと促すこともあるからです。
今制作しようとしている制作物を、主に利用するターゲットユーザーの性別や年齢では、どのような色を好むのでしょうか?
こうした色選びを自分で考えながら行うこともできますが、参考サイトがあると、作業が効率的に進みます。

そして配色以外にも、16進数/RGB/CMYKのカラーコードについても、気軽に、または念入りにチェックできる環境があるのが望ましいですね。

ツールやジェネレーターのような動的なサイトやサービスは、セキュリティ上のリスクがあることもお忘れなく!十分にご注意していただきたいです。

むやみに、海外サーバーや匿名の個人サイトや、セキュリティソフトのチェックを受けていない URL は避けてください。
よりによって、第三者の評価やセキュリティソフトのチェックのないツールをPCへインストールするような事のないように!
大前提として自己責任になりますが、古参として長年プロに愛されてきた実績や、評価の高いテック系企業などの URL やアプリケーションソフトなら安心できます。


WEB色見本 原色大辞典

色見本/配色見本/カラーコード/カラーピッカーなど


Tech-Unlimited

16進数カラーコード変換ツール


PEKO-STEP

16進数カラーコード変換ツール


kuler

Adobeが提供するカラーホイール/パレットなど


【 2020.09.10 追記 】 カラーピッカーやカラーコード変換ツールの最新動向

デザイン系アプリケーションソフトを所有している方はアプリ内のカラーパレット機能から、16進数カラーコードやRGB/CMYK変換の確認が行えるので、上記のようなカラーピッカーやカラーコード変換ツールは不要でした。

クリエイター職ならPCに常駐しているデザイン系アプリケーションソフトですが、一般職ではわざわざ起動する手間があり、サブスクリプション契約のアプリならCPU単位でユーザーライセンスが求められてしまいます。そこで、Windows10 のペイント3Dのカラーピッカーを活用する方法や、ブラウザーの拡張機能(アドインソフトウェア)を活用する方法をかつてはお奨めしていました。

しかし、ペイント3Dのカラーピッカーは、ファイルを参照するひと手間があります。
ブラウザーの拡張機能(アドインソフトウェア)は、アップデートが滞り、機能しなくなったり、セキュリティ上有害になるリスクもあります。

そこで、Windows10ユーザーに待望のニューフェイスをご紹介します。Microsoftが公式にサポートしている OS上の拡張機能(アドインソフトウェア)のような存在のColorColor Pickerです。正確にはPowerToysというパッケージの中のひとつの機能にあたるのが、このColorColor Pickerです。

ColorColor Picker(PowerToys)

画面内のどのソース上からでも抽出できるカラーピッカーという点と、Win+Shift+C キー(デフォルト)ですぐ起動して、メモリの使用量も少なくて済む点は、ユーザーやPC環境を問わず魅力的です。

近年普及が始まったクラウドサービス上でのデザインや写真編集している方にとっても、ローカル環境やブラウザー環境で軽快に利用できるColorColor Pickerは使い勝手が良いと言えます。

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