TECHNIQUE

メールアカウントの設定方法

メールソフトでお客様ドメインのメールアドレスを使用するために

メールアカウントの設定方法についてご説明します。
メールソフトは様々な種類がありますが、弊社のお客様には主に以下のポピュラーな2種類をお奨めしております。

1. Thunderbird
Mozilla Foundationが提供しているメールソフト。Windows、Mac両方のOSで使用できる。
2. Outlook
Microsoft社が提供しているメールソフト。WindowsのOfficeソフトの1つです。
※メールソフトによって設定の方法に多少の差異がありますのでお気を付けください。

次に、メールの送受信に欠かせない「サーバ」と「SMTP-AUTH(SMTP認証)」について簡単にご説明します。メールを送受信するにはサーバの存在が不可欠です。メールに関係するサーバはメールサーバと呼ばれ、送信に使う「SMTPサーバ」と受信に使う「POPサーバ」に分かれています。パソコンなどの電子メールはこのサーバを通って世界中にメールを送信し、受信することができるのです。ここで送信に使う「SMTPサーバ」に注目してください。

SMTPサーバには「SMTP-AUTH(SMTP認証)」と呼ばれる仕様があります。これはあらかじめサーバー管理者とユーザーの間で「ユーザーアカウント」と「パスワード」を設定し、その2つが認証されてはじめてメールが送信される仕組みのことです。これにより迷惑メールなどのサーバの悪用を防いでくれます。

弊社のメールサーバもこの仕様ですので、お客様がメールをお使いになる際には「SMTP-AUTHの設定」をしていただく必要があります。では、設定の手順を説明していきます。

手順 ~設定してみましょう~

1. Thunderbird (画像はMozilla Thunderbird ver 15.0.1のもの)の場合

1、ウィンドウ上部に表示されている「ツール」から「アカウント設定」→「サーバ設定」をクリックすると詳細設定の画面となりますので、そこにメール・サーバ運用者に指示された受信サーバ名ポート番号を入力してください。

メールアカウント Thunderbird

2、再び「ツール」から「アカウント設定」→「送信(SMTP)サーバ」をクリックし、そこにメール・サーバ運用者に指示された送信サーバを選択。新しくサーバを作る場合は「追加」を、既存のサーバ設定を編集する場合は「編集」を選択してください。

3.開いた入力画面でメール・サーバ運用者に指示された送信サーバ名ポート番号を入力してください。

4.同じ画面の下にある「セキュリティと認証」にて接続の保護を「SSL/TLS」に設定し、認証方式を「通常のパスワード認証」と選択します。

メールアカウント Thunderbird

5.OKをクリック

 

2. Outlook (画像はOutlook 2010 ver 14.0のもの)の場合

1.ウィンドウ上部に表示されている「ツール」から「アカウント」→「プロパティ」と辿り「サーバー」タブをクリックすることで詳細設定の画面となりますので、そこにメール・サーバ運用者に指示されたポート番号を入力してください。

2.詳細設定の中に送信メール(SMTP)のすぐ下にある「このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」にチェックを入れます。(ここでは「送信サーバーは(SMTP)必要」という標記ですが内容は同じです)

メールアカウント Outlook

3.すると・・・送信メール(SMTP)のポート番号が 465 になります。
※または、このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」にチェックを外し、ポート番号が 587 でも結構です。

4.OKをクリック
これで作業完了です。

プロパティ内のサーバーのサーバー情報に受信メールと送信メールが記載されているので確認をしましょう。間違いがなければ送信サーバーのこのサーバーは認証が必要」にチェックが入っていることも忘れず確認しましょう。

弊社でも対応(有料)させていただきますので、お困りの際はご連絡下さいませ。 ※メールソフトの設定相談、代行、リモート操作、出張サポートは、有料(¥21,000~)で承っております。

関連ページ

Outlook10での追加メールアカウント設定
Thunderbirdでの追加メールアカウント設定

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