TECHNIQUE

どのようなホームページを作りたいですか?

数あるホームページの種類から用途を選ぶ

ホームページ

定番のホームページらしいホームページ。何がホームページらしいかは主観とWEBのトレンドがあるので一概には言えませんが、特別な機能やコンセプト、または動的なコンテンツでなければ、それはホームページと言ってよいと思います。メモ帳ホームページビルダーで手軽に作れるものから、CMS(コンテンツマネジメントシステム)や Adobe Dreamweaver で作る商用レベルのものまであります。

会社概要など数ページあると、インターネット上の名刺やパンフレットとして機能します。数十ページあると看板や広告塔になり、魅了的なコンテンツや有益な情報を提供すると24時間働く営業マンとして活躍します。インターネットというサイバー空間でホームページのどのように扱うかによって、結果はゼロにでも百にでもなる競争相手の多い人気ツール。そのため個人も法人も、ノンプロもプロも、猫も杓子も同じ土俵でホームページを公開するので、作り方次第で結果がは大きく異なります。

検索エンジンに検索されないような検索圏外のホームページはこの世に存在しないのと等しいことになるため、最低限自社名やサービス名で一番上に表示されているのが望ましい。

ブログ/アフィリエイト(CMS)

日記調で投稿、管理する仕組みを持つブログシステム(CMS)。原始的な初期設計のまま運用すると昔から見慣れている定番のブログですが、これをチューニングしデザインカスタマイズとするとホームページやネットショップなど多様な姿へ発展、拡張することもできます。個人の日記としても、アフィリエイターのツールとしてとても普遍的な人気があり親しまれています。

私的な趣味や個人事業主の商売を目的としたブログは昔から散見しますが、飲食店や美容室など業態ではホームページよりブログやソーシャルの方がエンドユーザーへの接触機会が増えパフォーマンスが高い場合があります。更新されていないホームページよりは更新されているブログの方がはるかに魅力的で、情報源としても信用できると言えます。

ブランディング/プロモーション

特定の商品やサービスの魅力や価値をはっきり分かりやすく伝えるためのホームページ。商品やサービスをホームページ上で体験しファンになってもらい、購買意欲を刺激する事を目的とします。商品マーケティングとしてもWEBマーケティングとしても機能し継続的なブランド構築や広報活動を行います。

商品企画部門や広報部門があるような企業では、ホームページの次の一手としてブランディングやプロモーションが求められます。年々WEBが広告媒体の主役になるにつれて、テレビCM、雑誌、店頭プロモーションへ費やしていた広告予算が、ブランディングサイトプロモーションサイトへ流入しているものと考えられます。

サテライト(SEO・LPO)

本体、または本社機能を有した一つ目のホームページとは別の目的で運用するホームページ。またはサービスやエリアを限定しターゲットユーザーを効率的に誘導するランディングページとして運用するホームページ。SEOLPO の対策、また集客力や受注拡大に有効です。

ただし、悪戯にサテライトサイトを増やしたり、リンクを増やすような古く無意味な手法は、かえって検索エンジンのペナルティーを受けることになってしまいます。古い情報や書籍を参考にノンプロが作ったり、対面販売していない(面識を持とうとしない)一部の怪しい業者へ SEOLPO を依頼するのは控えましょう。作り方を誤ると集客はおろか、大切なホームページへ致命傷となる悪影響を与えかねません

ネットショップ(EC)

小売りに特化したホームページと言えます。楽天市場Yahoo!ショッピングアマゾンなど大手ショッピングモール内へインショップする出店型と、独自にバーチャル店舗を構える独立型があります。リアル=実店舗の世界で言うところの、大型ショッピングセンターのテナントとして出店するか路面店へ単独出店するかの違いです。出店自体は簡単な事ですが、売り上げ伸ばすには、出店形態においてそれぞれに有効なノウハウが不可欠です。

ご存知と思いますが、ネットショップの出店は誰でもできる事ですが、生き残り売り上げを伸ばすのは容易ではありません。プロのサポートやコンサルティングの活用がネットショップ成功への近道と言えます。

SSL(暗号化)未対応、Google 認定ショップ未対応、評価者(ユーザーレビュー)なし、無料の CGI の買い物かご機能は論外です。クレジットカード番号の入力はおろか、個人情報さえ入力したくないですよね?

ポータル/ウエブマガジン

多様で数多くの情報を毎日配信し、取り扱うメインテーマにおいてはインターネットの入口のような存在。ライフスタイル、ニュース、文化、音楽、芸能、観光、ビジネス、不動産など多様なテーマを取り扱う大規模に成長したホームページと言えます。カテゴライズや検索が主体のポータル型、雑誌感覚のウエブマガジン型、多方面の著者やホームページを収集(クリップ&ハブ化)したキュレーション型まとめサイト型があります。

コンテンツを豊富に持つメディア系企業ではこれらの形が採用されています。自治体や観光局のホームページでも近年はポータル化が進み、ワンストップで地域を知ることができるようになりました。ユーザーの求める多種多様な情報へのアクセスが早く利便性と満足度が高いのがポータル、ウエブマガジン、キュレーション、まとめサイトの特徴です。

しかし近年では、広告のインプレッション数を稼ぐ目的や、著作権や情報の信ぴょう性を欠く、キュレーション、まとめサイトの有害さも懸念されるようになり、いたずらに露出やクリック数を稼ぐ手段は社会的に信頼を失うリスクがありますのでご注意ください。

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